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ベンガルキャットの性格や特徴を知りたい!|性格やしつけ方など細かく解説!

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比較的新しい品種であるベンガルキャット。

特徴的である豹柄模様の皮毛と成長とともにしっかりとした体格になっていくことから、多くの猫好きを虜にしています。

日本で見かける機会は少ないと思いますが、実際に飼ってみると性格にギャップがあるため、どんな性格なのか、特徴を知りたい!なんて方も多いはず。

そこでこの記事ではベンガルキャットのルーツや性格、育て方のコツなどのベンガルキャットの特徴について詳しく解説していきます。

「ベンガルキャットを飼いたい」「ベンガルキャットに興味がある」など、少しでも気になった方は、ぜひ一緒に過ごすための参考にしてみてくださいね。

目次

ベンガルキャットのルーツとは?

冒頭でもお話ししたとおり、ベンガルキャットは比較的新しい品種であり、祖先はアジア南部の森林地帯に生息する「ベンガルヤマネコ」です。

ベンガルヤマネコは美しく珍しい皮毛であることから毛皮製品に使用したところ大変人気となったため、ハンターによって乱獲されました。

その結果、絶滅危惧種となり現在では乱獲が禁止されています。

なお、日本に生息する「イリオモテヤマネコ(西表島に生息)」はベンガルヤマネコの亜種です。

国の天然記念物として指定されているため、こちらも乱獲が禁止されています。

ベンガルキャットが生まれたルーツは、アメリカのカリフォルニア大学による猫の白血病研究だと言われています。

研究から「一部の野生猫(ヤマネコなど)には白血病の抗体を持っている」という仮説が立ち、ヤマネコとイエネコの交配を行いました。

その結果、新しい品種として「ベンガルキャット」が誕生したのです。

ベンガルキャットの性格は?

ベンガルキャットはその見た目から「野生的」「ワイルド」「一匹狼」といった雰囲気を醸し出していますが、性格はその真逆と言えるでしょう。

愛情深くて人に懐きやすい傾向があり、猫によっては甘えん坊でずっと近くにいる子がいれば、気品があり甘え方が控えめな子もいるようです。

人と一緒に過ごすために適した性格になった背景として、様々な品種との交配を重ねた結果だといえるでしょう。

また、水遊びが好きな子が多いなど、猫には珍しい特徴があることも。

もちろん猫によって個体差はありますので、水遊びをするときは様子を見ながら遊んであげてくださいね。

また、ヤマネコなどの野生的な部分の名残として運動能力が高く、年齢を重ねても比較的遊ぶのが好きな猫が多いです。

そのため、人間も年齢問わず仲良く過ごせますし、他のペットとも友好的に過ごせる傾向にあります。

遊ぶことが好きで懐きやすい反面、これは品種関係なく言えることですがあまりベタベタされるのが苦手で、適度な距離感があった方が良いという子もいます。

そして、ベンガルキャットの運動能力の高さは群を抜いていることから、飼育する場合はある程度のスペースがないといけません。

また、ゲージに入れっぱなしや狭いスペースでしか動けないとストレスが溜まってしまい、病気の原因になることも。

さらにベンガルキャットは毛が薄いため寒がりな子が多いので、特に寒い時期などは注意して見てあげるようにしましょう。

ベンガルキャットの特徴は?

ベンガルキャットの特徴として1番に挙げられるのは豹柄の皮毛。

手触りは滑らかで柔らかく、皮毛が長めの品種と比べると絹のような手触りです。

他の品種と比べるとがっちりとした筋肉質な体格をしているのですが、そのことからも祖先であるヤマネコなどの野性味が残っているような印象を受けます。

表皮の色として「ブラックが混ざっているブラウン」「シルバー」「スノウ(アイボリー)」「ブルー(グレー)」などが多いです。

シングルコート(一般的に換毛期がない品種)であることから抜け毛が少ないため、毛のお手入れが簡単であることも飼いやすさのポイント。

ベンガルキャットは背骨の長さが他の品種よりも一節多いことから胴体が長く、比較的大型に成長するという特徴も。

見た目だけでいうと「かっこよさ」のある品種ですので、チーターや豹などが好みの人にオススメです。

飼育時に気を付けたい3つのポイント

実際にベンガルキャットを飼育するときには気を付けたいポイントが3つありますので、それぞれご紹介します。

運動できる環境を常に用意する

前述でもお伝えしたとおり、ベンガルキャットの運動能力は他の品種と比べると高いことから運動できる環境を常に用意してあげないといけません。

運動不足になってしまうと肥満になってしまったりストレスが溜まり病気を引き起こす原因になってしまいます。

どうしてもスペースが確保できない場合はキャットタワーを設置するなどの工夫をしてあげると良いでしょう。

遊び時間を確保する

運動スペースを用意するだけでなく、なるべく一緒に遊んであげる時間も確保してください。

ベンガルキャットは年齢に関わらず活発であることから、常に遊び相手やおもちゃを探します。

そのことから留守番をさせるときは、余計なものや猫にとって危険なものは必ず片付けておいたり、仕切りなどをして入れるエリアを制限するなどしておくと、部屋の中を散乱されたり誤飲してしまうのを防げます。

遺伝的な疾患に気を配る

ベンガルキャットがかかりやすい遺伝的な疾患として「進行性網膜萎縮症」「ピルビン酸キナーゼ欠損症」などの染色体関連の疾患が報告されています。

このような遺伝的な疾患は、残念ながら予防法がありません。

万が一異常が見られたり、何か不安なことがあれば必ず動物病院で診てもらうようにしてください。

しつけのポイント

ここまでお伝えしたとおり、ベンガルキャットは運動能力が高く遊ぶことが好きで野生的な一面が見られることから、「しつけが難しい」と思われることも。

しかし、これからお伝えする4つのポイントを押さえておけばしっかりとしつけを行えますので、順番に説明していきます。

しつけは根気よく行う

ベンガルキャットは運動が大好きで「落ち着きがない」「言うことを聞かない」と思われがちですが、実際には穏やかで懐きやすい性格であることから、実はしつけはそこまで難しくありません。

ですが運動しているときなどの興奮状態だとしつけは上手くできませんので、まずは様子が落ち着くまで待ってから、優しく教えてあげるようにしてください。

何度も根気よく行うことで、良いことと悪いことの区別が付くようになるはずです。

その場で教える

落ち着くまで待ってから教えるのは有効ですが、「人を本気で噛んだり引っ掻く」「触ってはいけないものを触る」などの本当にやってはいけないことをした場合にはその場でしつけないといけません。

というのも、後から怒られても何に対して言われているのか理解できないことがあるためです。

「しつけ」と「叱る」は少し違います。

しつけは落ち着くまで待ってから行い、叱るはその場で行うと覚えておくと良いでしょう。

強く怒らない

叱るときには強く言い過ぎないでください。

感情的に伝えると猫は「なぜ怒られているのか」と考えずに「怖い」「嫌だ」という拒否反応が出てしまいます。

怖がらせるだけのしつけは猫との友好な関係が築けずに意味がありません。

特に男性だと声のトーンが低くなりがちなので、なおさら怖がられてしまう可能性があるため、注意してください。

子猫のときからしつける

他の品種だと成長するにつれて運動量などが落ち着いてくるのですが、ベンガルキャットは運動量にあまり変化はありません。

そのため、子猫のときからきちんとしつけができていれば大きくなっても安心して遊ばせることができますし、やはり子猫のときの方が物事を覚えるスピードが早いのでしっかりと理解してくれます。

子猫を迎え入れるときの費用と注意点

ベンガルキャットの販売価格は、お店や色によって異なりますが10万円~30万円ほど。

金額を見ることはもちろんですが、迎え入れるときに事前に性格を確認しておくと安心です。

中には気性が荒かったり野性味が強い子がいますので、ブリーダーさんや販売店舗できちんと確認し、購入前に必ず抱かせてもらうなどの対応を取りましょう。

また、これまでお伝えしているとおり、ベンガルキャットは運動能力が高いので、「運動スペースがしっかり確保できるか」「数年経って成猫になってもきちんと遊んであげられるか」といった点も考えるようにしてください。

まとめ

いかがでしたか?

ベンガルキャットを飼う上でのポイントを詳しくお伝えしました。

品種を問わず、日々を共に過ごして癒しを与えてくれる愛猫は、家族の一員です。

だからこそ愛猫の一生はあなたとの過ごし方によって良くも悪くもなります。

どうせなら飼い主であるあなたも愛猫も楽しくリラックスして過ごしたいですよね。

ベンガルキャットの運動能力の高さには本当に驚かされると思いますが、たとえどんなことがあってもお世話を放棄したり邪険に扱うことは絶対にしてはいけません。

また、ベンガルキャットでも中には運動があまり好きではない子もいるかもしれないので、愛猫の特徴や性格をしっかりと見極めて、適切な距離感で接してあげてくださいね。

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