最近よく聞くGRANDS(グランツ)っていいの?
価格も気になるけど評判や口コミも知りたい!
最近評判の「GRANDS(グランツ)」について詳しく知りたい方が多いかと思います。気になる成分や価格、口コミやおすすめできる理由など、実際に筆者が愛猫に試した結果なども踏まえ全て細かく解説していきますので最後まで読んで参考にしてください。
GRANDS(グランツ)ってどんなペットフード?
GRANDS(グランツ)はフランス産「無添加グレインフリー」のドライフードとなります。
「香料・添加物が入ってるフードは与えたくない」 「無添加だけど、ちゃんと食べてくれない」というような方にとてもおすすめのフードになります。
グレインフリーとは、小麦だけではなく穀物全てが入っていないフードの事です。小麦が入っていない「グルテンフリー」や穀物不使用の「グレインフリー」には飼い主によって色々な考えがあります。
GRANDS(グランツ)の特筆すべき点は以下になります。
- 第一主原料がお肉やお魚
- 人工着色料、保存料、香料は一切不使用
- 2つのベリーで尿路の健康を応援、プレバイオティクスを考えた原材料を配合
- FEDIAF・AAFCO基準をクリアした総合栄養食
それでは一つずつ細かく解説していきましょう。
第一主原料がお肉やお魚
グレインフリー、グルテンフリーのフードを探している飼い主さんは多いと思います。私もトリマーとして働いていて、お客様からフードの相談をよくされますが、8割の人はグルテンフリー、3~4割の人はグレインフリーのフードに行きついているイメージです。
しかし実際どのフードが良いのかと聞かれると答えに困ります。日々フードの知識を入れ、勉強を欠かさずに行っているとはいえ素人知識なので断言はできませんし、「ねこちゃんに合っているかどうか」はそれぞれ違ってきます。
GRANDS(グランツ)は良質なタンパク質でアミノ酸、ビタミン、ミネラルを豊富に含むチキンとサーモンを65%以上使用となっています。ねこちゃんは、わんちゃんと違い「タンパク質」が非常に多く必要ですので安心して与える事ができますね。
人工着色料、保存料、香料は一切不使用
比較的安価で購入できる市販のフードのほぼ大半には酸化剤や着色料、調味料が含まれています。
ねこちゃんだけではなく昨今は飼い主様ご自身も無添加にこだわっている方は多いので、酸化剤が入っているかどうかはとても気になる点でしょう。GRANDS(グランツ)は「厳選した自然素材」にこだわっているフードですので、ねこちゃんに安心して与える事ができます。
2つのベリーで尿路の健康を応援、プレバイオティクスを考えた原材料を配合
ねこちゃん中には、なかなかお水を飲んでくれなかったりなどで尿路ケアがちゃんとできているのか、不安を感じている飼い主様は多いと思います。GRANDS(グランツ)ねこちゃんの尿路系の健康維持に役立つといわれているクランベリーやブルーベリーを配合しています。
また腸内環境を整えるフラクトオリゴ糖が豊富なチコリや、マンナンオリゴ糖、ビール酵母も配合されています。健康維持のために考慮されてる点はかなりポイントが高いです。
FEDIAF・AAFCO基準をクリアした総合栄養食
FEDIAF・AAFCOってなに?
ほとんどの飼い主様はFEDIAFやAAFCOの事をご存じではないかと思います。詳しく解説しましょう。
「FEDIAF」とはEuropean Pet Food Industry Federationの略で、ヨーロッパのペットフード機関や企業などによって構成されている業界団体でペットフード製造におけるガイドラインやペットフードの栄養基準を策定しています。「FEDIAF」では製造基準を満たした工場に対する認定も行っています。
ヨーロッパ・アメリカで基準をクリアしているという証明があるので家族であるねこちゃんに安心して与える事のできるフードという事になります。
GRANDS(グランツ)はグレインフリーなの?
愛猫のフードについて考える場合、人によって選ぶ要素は様々です。今回はグレインフリーについて少し前述しましたが、偏った考えになりがちな事が多いのでもう少し踏み込んでお話しましょう。
グレインフリーなの・・・?
「グレインフリー」。誰もが一度は考えた事があるかと思います。そして絶対にグレインフリー以外のフードは選ばないという方もおられるでしょう。
GRANDS(グランツ)はグレインフリーです。
グレインフリーとは穀物を完全に使用しないフードの事を指します。穀物は「小麦・とうもろこし・米」などになります。
犬や猫は人間と違ってタンパク質からエネルギーを摂取します。人間は炭水化物がエネルギーになりますので完全にグレインフリーの生活は難しいでしょう。しかし穀物は一般的に「消化に悪い」と言われています。
消化に悪いという事は、消化を促す腸に負荷がかかる事となります。なので犬や猫に穀物の入っていないフードを選ぶ方が多いです。
私は犬と毎日接する仕事ですが獣医師ではありませんので、結論付けてお話することは出来ません。しかし、穀物=悪という考えは違うと個人的には思っています。
逆に高たんぱくのグレインフリーフードは肝臓や腎臓への負担が大きいと言われています。人間にも言える事ですが、全ての食べ物にはメリットとデメリットがあります。全ての栄養素をバランスよく摂取する事が愛猫の健康にもつながります。
ただ闇雲に
グレインフリーは良くないって聞くので買いません!
と判断するのは違います。
穀物が合っていないねこちゃんも一定数います。余談ではありますが、我が家に二匹いる猫の一匹は穀物が合っていません。なのでグレインフリーのフードを食べさせています。
あなたの愛猫に何が合っていて、何が合っていないかはあなたが日々愛猫を観察しているとよく分かるかと思います。詳しく観察して獣医師に相談のうえフードを選んでください。
GRANDS(グランツ)はグレインフリー。とにかく無添加を心掛けている
グレインは「穀物全般」を指しますがグルテンは「主に小麦」を指します。細かく言えば小麦だけではなく、大麦やライ麦も含みますが、少しややこしくなってしまいますので、ここでは「グルテン=小麦」という形で話を進めさせて頂きます。
人間の場合、グルテンがアレルギー症状などで良くないと言われている人も多いかと思います。またグルテンは消化不良を引き起こしますので、腸内環境にも良くないと言われています。
人間同様、愛猫に皮膚疾患があるような子には基本的に「小麦は避けた方が良い」と言ってもいいでしょう。ただ断言はできませんし、ねこちゃんによっても症状や耐性も様々です。不安な方はかかりつけの獣医師さんに相談してみてください。
GRANDS(グランツ)は腸内環境に対しても強いこだわりを持つフードですので小麦を使用していません。
GRANDS(グランツ)が公開しているQ&A
GRANDS(グランツ)を選ぼうと思っている方で、色んな疑問や悩みがあるかと思います。
前述したグレインフリーが果たしていいのか悪いか、栄養素や原産国なども気になるでしょう。以下はグランツ側がよくある質問に答えてくれています。よく読んで参考にしてみて下さい。
GRANDS(グランツ)が公開しているQ&A
- 他のキャットフードと何が違うの?
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本来、猫ちゃんは穀物をほとんど消化することができません。そのため、GRANDSはきちんとフードが消化できるようグレインフリー(穀物不使用)にしました。
「美味しく健康に食べる」ことを第一に、人工添加物不使用のレシピを実現。
ドライフードは1kg前後の大袋であることが多いですが、GRANDSは1袋500gの小袋サイズで人工保存料不使用でも美味しく食べ切れるパッケージにこだわりました。 - キャットフードを切り替えるときの注意点はありますか?
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フードの種類に関わらず、食べ慣れていないフードに急に切り替えると、吐いてしまったり、下痢をすることがあります。
フードを変える時には、猫ちゃんの状態を見ながら1〜2週間かけて新しいフードの割合を徐々に増やしていきましょう。 - なぜグレインフリー(穀物不使用)なのですか?
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猫ちゃんは本来肉食です。猫ちゃんの中には、穀物の消化が苦手な子やアレルギーのある子がいます。
GRANDSは、猫ちゃんの消化吸収に最大限配慮しているため、穀物を一切使用していないグレインフリー(穀物不使用)にしているのです。 - どのように製造されていますか?
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エクストルーダーという機械で原材料を加熱・加圧、押出しする製法にて製造されています。
製造工場の最新の機械は、ドライフードを低温低圧で製造することができ、一般的な温度より低い90度程度での加熱処理を実現しました。これにより肉や魚本来の栄養や香りを最大限保持します。
- 食材はヒューマングレードのものですか?
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日本ではヒューマングレードという用語がとても曖昧に使用されていますが、GRANDSを生産している欧州では、この用語の使用に規定があります。
原材料の大半は人間の食品用と変わらない鮮度と部位を使用し、腐敗した肉などの使用は一切しておりませんが、GRANDSが指定する方法で製造されていても、欧州の厳しい規程ではヒューマングレードの原材料と認められていないため、当店では「原材料の一部はヒューマングレードに該当しない」としています。
「ヒューマングレード=猫に良い」とされているわけではないので、GRANDSでは「人間ではなく猫という生き物に最適なフード作り」を重視しています。
GRANDS(グランツ)を実際に利用している方の口コミやレビュー
実際にGRANDS(グランツ)を利用している方の評判や口コミが気になる所かと思います。
参考例として「我が家の愛猫」の事も一応書いておきますが、食い付きは悪くなかったです。ただ、めちゃくちゃよかったわけではありません。フードの香りなど確認した上で「すぐ飽きてしまう」可能性もあると個人的には思っています。
X(旧Twitter)での口コミやレビューをご紹介します。実際に利用してみた方の生の声なので一番信憑性があると思っています。
Xでの生の声で一番多かったのは「食い付きが良くなかった」という点です。正直我が家でも最初は食べてくれていましたが、徐々に残すようになりました。
しかし1匹の愛猫はアレルギー体質で血便のよく出る子なのですが、それはピタリと出なくなりました。食い付きはそれほどでしたが、血便が出なくなったという点で個人的にはとても推したいキャットフードです。
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